偉大な発明が事業計画から始まらない理由

2010年7月22日 | コメント(1) | トラックバック(0) このエントリをメール このエントリをYahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 このエントリをtwitterに登録

「偉大な発明で、事業計画から始まったものはない」という言葉を教えてもらいました(作者不詳とのこと)。

 ワールドカップのずっと前(2009年の10月くらい)、岡田武史監督がTBSの番組でこう語っていた。

Q.「ベスト4にいけるという裏付けは?」

A.「ドイツがベスト4にいく裏付けって何なの? ブラジルの(ベスト4にいく)裏付けって?  過去の実績(が裏付け)なら、(日本がベスト4にいくのは)あり得ない。しかし、新しいことにチャレンジすることに、裏付けなんて何もないわけだよ。 『ベスト4、そんなの無理だよ』って言った瞬間に何も起こらない」

 これがその答え。全く同じことです。

 偉大な発明者(起業家)に、MBAで勉強しましたなんて人はいない。MBA的に言うと、「日本はベスト4は無理」「そんな事業は無理」ということになる。※偉大な経営者にMBAはたくさんいる。起業家と経営者は別人種。

 みんなが納得する事業計画は、その時点で偉大ではない(既に偉大な人が書いた場合を除く)。

 根拠とか裏付けとか気にしてるうちは、あり得ることしか起こららない。あり得ないことを起こすのは、信念。

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コメント(1件)

風見鶏 | 2010年7月22日 20:25

岡田武史監督が選手に言った言葉。「勝ちに行け!しかし、勝ちにこだわるな」
一見矛盾しているが、これは禅の言葉「ものにこだわらずに、ものを見よ」から来ている。これはやがて、武士道に変化して「勝ちにこだわらずに、勝ちに行け」となった。勝ちにこだわると、精神が自由でなくなり、体も自由でなくなる。つまり、体が硬くなって素早い変化に応じられなくなる、と言うことだ。サムライジャパンの原監督も同じ言葉を、教わったと言う。
ゴルフでも同じような言葉がある。ジャックニクラウスが言った「遠くへ飛ばしたいならば、クラブは軽く持て」だ。「小鳥をつかんでいるくらいでいい」と言う。これも、シロートは遠くへ飛ばそうとすると、クラブをしっかり握って力いっぱいブン回すのだが、これでは体に力が入りすぎて、遠くへ飛ばない。人間は意識せずとも、クラブが飛んでいかない程度に瞬間的に強く握るので、意識して強く握る必要はないそうだ。
「勝ちにこだわらずに、勝ちに行く」という精神の置き所は、しかし相当修行しないと難しい。坐禅によって、妄念を放つような訓練をしないと、人間は知らず知らずのうちにこだわってしまうものなのだ。禅の言葉なので、もともとは、般若心経の「色即是空 空即是色」から来ている。肯定即否定、否定即肯定という境地に通ずるが、否定とか肯定というこだわりから離れてより高い境地から物事を眺めなさいという意味だ。

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