そうだ、自民党へ行こう。
2009年8月31日 | コメント(0) | トラックバック(1)
前回、小泉圧勝、今回は民主圧勝。田原総一朗曰く、「ちょっと勝ち過ぎじゃないか」。
誰かが言っていましたが、アメリカは民主党と共和党で1/3ずつ決まっていて、残りの1/3が変動することで、政権交代、二大政党が実現しているらしい。
確かに、現在はオバマ民主党は「圧勝」していますが、それでも占有率は60%に届きません。ブッシュ、クリントン、パパ・ブッシュ時代の議会開会日の勢力は以下の通り(縦線左が上院、右が下院)。上院(定数100)は45-55、下院(定数435)も基本的には200-230前後でのせめぎ合いになります。
ブッシュ(共和党)
2007年1月4日 民主党51 共和党49 | 民主党233 共和党202
2005年1月4日 民主党44 共和党55 | 民主党203 共和党232
2003年1月4日 民主党48 共和党51 | 民主党204 共和党229
2001年1月4日 民主党50 共和党50 | 民主党212 共和党221
クリントン(民主党)
1999年1月4日 民主党45 共和党55 | 民主党211 共和党223
1997年1月4日 民主党45 共和党55 | 民主党206 共和党228
1995年1月4日 民主党48 共和党52 | 民主党204 共和党230
1993年1月4日 民主党57 共和党43 | 民主党258 共和党176
パパ・ブッシュ(共和党)
1991年1月4日 民主党56 共和党44 | 民主党267 共和党167
1989年1月4日 民主党55 共和党45 | 民主党260 共和党175
一方、日本。今回は民主党単独で64%、民主「系」もあわせれば67%。解散前は自民系が69%程度(小泉圧勝)でしたので、ざっくり言って、7割がドカンと入れ替わります。
アメリカの大統領選挙は最後までもつれるのが恒例ですが、仮に日本で首相を直接投票すれば、20時と同時に「当確」が出るに違いない。
おそらく、アメリカ人にとって、民主党と共和党のどちらを支持するかというのは、生まれてから死ぬまで、きわめて当たり前のこととして決まっているものなんでしょう。
一方、日本人で、アイデンティティーのように政党を支持してるなんてのは、一部の宗教がらみと、共産党くらいじゃないでしょうか。
どのみち政治に関心の無い無党派層(私も)は純粋なほうで、宗教信者でも共産党員でもないのに、それなりに政治に熱心な方というのは商売が絡んでいる。「どっちが得か」ということ。従って、勝ち馬に乗らないといけません。民主党に乗った方が良さそうだぞということになると、ドーッと民主党へ流れて行く。
強烈なカリスマ性やメディア戦略によって(小泉)、あるいは相手が自爆したことによって(今回)、どちらかに風が流れ始め、どうやら次はあっちだということになると、ゴールドラッシュのようにみんなが群がる。
政権交代というパンドラの箱を一度開けましたので、今後の日本は、これを繰り返すだけなんじゃないかと想像します。
そういうわけなので、今から政治家を目指す諸君は、自民党へすり寄りましょう。株と一緒で、安いときに仕込むもの。ゴールドラッシュで沸いている民主党に今から乗ろうとするのは高値掴み、それは永遠に勝てない人の発想です。
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