2005年11月24日木曜日PM | コメント(0) | トラックバック(0)

 立川談志、好きですね~。さして詳しくはないですが、本を読んだり、ちょっとばかり落語のテープくらいは聴いたりしちゃいます。

 咽頭ガン(もどき)の手術後の記者会見の席でタバコを吹かす姿。その、別にどうしてもタバコが吸いたくて我慢できないわけじゃないんですよね。そういうことをしてみたくなる、反骨心というか、遊び心というか、洒落っ気というか。

 そんな談志師匠が、「ライブドア堀江貴文社長についても『金出してんだから何が悪いんだって考えは下品だ。俗な言葉で罵倒(ばとう)してやりたい』と“談志節”全開でメッタ斬りにした。」とのこと。

 私は、合理的なことが好きで、不合理な人は嫌い。けれど一方で、「品」は大事に思っています。

 例えば、「勝ち組」「負け組」という表現。これ、下品だな~ と昔から思うのですね。人の会社を潰して家族を路頭に迷わせて、それでも自分は勝ち組だと誇るのなら、うーん、下品ですね。悪いとはいいませんけど、下品です。「自分は下品である」、ということを肝に銘じた上で、頑張ってもらいたい。

 「みんなでそれなりにうまくやっていこう」というのがこれまでの日本的な良さであって、それが例えば「談合」や「護送船団方式」といったものを生み出してきた。それはそれで良かったと思っているのです。「年功序列」の給与体系なんかもそうでしょう。私は、実は年功序列の給与体系こそ理想的で、能力主義には反対です。経営者、自営業の人はともかく、勤め人で能力なんつったって… たいして変わりませんて(笑) そんなもの。

 誰かの犠牲の上に、自分は豊かな暮らしをしているのであれば、謙虚、厳粛に受け止めるのが真っ当でしょう。「能ある鷹は爪を隠す」じゃないですけど、そんなキャンキャン誇らしげにしなくたっていいじゃねえか、ということです。慎んで豊かに暮らしていけば。

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