体罰は認められるか

2005年10月19日 | コメント(1) | トラックバック(0) このエントリをメール このエントリをYahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 このエントリをtwitterに登録

 遅くなりましたが、なんだか、沖縄に行っている時に、この手のテーマで先生が集まっているテレビ番組を2回も見ました。旬なテーマなのでしょうか。いっつも思うことがあるので、書いておきます。

 まず、例によって「問いの立て方」がおかしくて、「体罰」は学校教育法で明確に禁止されています。

学校教育法 第11条
校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、学生、生徒及び児童に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。

 よって、体罰は認められないことは明らかです。

 問題は、「体罰ではない肉体的指導法が認められるか」ということです。

 いくつか段階があって、無論、衝動的・感情的にカッとして手をあげてしまう、自分の力を誇示するために手をあげる、というのは論外です。即、教師を辞めましょう。

 問題は、どうしても言っても分からないとき、最後の最後の手段として肉体的痛みを伴う指導を認め得るか、という点です。

 この話題の時にいつも思うのは、「それを認めるとすることは、外交の最終手段として戦争も止む無し、ということと一緒だよ」ということです。是認する先生は、そこのところをちゃんと分かった上でやって欲しいなと思うのです。

 「言うこと聞かないから、爆撃止む無し。この爆撃はきっとその国の民のためになる。」 最終手段としての肉体的制裁は、これと一緒です。

 もちろん私の意見は、それには反対ですよ。

 何度言っても分からない生徒がいたら、もう一度言えばいい。百篇言って伝わらなくても、百一篇目、今度こそは絶対に伝わると信じて言うこと。それが、慈悲でしょう。

 結局伝わらなかったらどうするのか。それでいいんじゃないですか。本当に意味のあることならば、いつかわかるでしょう。そういう過程を通じて、先生が本気で生徒を指導しようとしていること、たとえ先生と言えども一人の人格として生徒を認めていること、そして絶対に他者は傷つけてはいけないこと、を伝えられるんじゃないですかね。

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コメント(1件)

チンナワンソ | 2005年10月19日 21:10

難しい問題ですね。
ちなみにタイの小学校の先生はムチを持って教室へ入ります。
私は先生がムチを生徒に振るうのをまだ見たことはありませんが、以前に新聞に載っていた、生徒の親御さんへのアンケートでは、60%以上の親御さんが、子供の教育・躾けのためには、有る程度必要だと、ムチの使用を容認されていると言うことでした。

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