そんなにいやなら上場しなきゃいいのに

2005年10月14日金曜日AM | コメント(0) | トラックバック(0)

 遅まきながら、村上ファンドが阪神電鉄株を買い占めて、阪神タイガースを上場させるという話について。

 「球団はファンのため」とかいう荒唐無稽な発言が飛び交い、けっこうイライラしています。

 株式市場に上場するということは、その時点で(売り出している割合について)「身売り」していることと等しいのです。金を出せば誰でも阪神電鉄のオーナーになれますよ~ と上場しておきながら、いざ買われたら文句言うというのは、まったくトンチンカンだし、それこそ市場に対する冒涜です。

 本当にファンの球団だと思うなら、上場しちゃっている阪神電気鉄道(株)から切り離して、独自の組織にすればいいんですよ。欣ちゃんの「茨城ゴールデンゴールズ」しかり、Jリーグの多くのチームしかり。(株)阪神タイガースにして、ファンも株主にするとか。上場しなければ、本当のファンだけを株主にすることだってできるし。

 阪神タイガースは公共財でもなんでもなくて、阪神電気鉄道(株)の一部門です。阪神電気鉄道(株)は株式会社である以上、その所有者は株主です。ファンは顧客であって、所有者ではない。

 経済をわかっていないと思われる星野仙一はじめ野球選手、ナベツネ、熱狂的阪神ファンの芸能人とか、こういう人たちの言葉はまさに無稽、お気持ちはわかりますが、根拠がないのです。まして、そうやって大衆の感情を煽っているのだとしたら、こちらこそ卑怯だと思いますね。

 だから、村上さんにしろ、ホリエモンにしろ、こうなってくるとノーコメントで通したくなる気持ちもわかります。話してる次元が低すぎるし、議論にならんのですよ。ゲームはルールに基づいてやりましょう。気に食わないなら、そのゲームへの参加をやめるか、ルールを変えることを主張する(変わるまでは我慢)しかないんです。

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