衆院選総括

2005年09月12日月曜日AM | コメント(0) | トラックバック(0)

 結局、自民296、自公合わせて2/3を超える327ですか、すごいですね。自民の議席数は中曽根内閣時に次ぐ数字ですが、当時は議席数が多かったですから、占有率という観点では戦後最高だそうです。名実ともに戦後もっとも指示された人になったのですね、小泉純一郎。投票率も前回を7%以上上回り、現行制度で過去最高。その中でのこの爆勝ですから、文句無しでしょう。

 東京では小選挙区でみんな当選しまくったもんだから、比例の名簿が足りなくなってしまって、1議席を社民に献上するというチョンボ。前代未聞ですね。

 これで、郵政法案はもとより、基本的に参院で否決されたとしても衆議院差し戻して2/3以上で可決ですから、極めて安定的に国会運営ができますね。

 今回の選挙、完全にリベラルが自民に動いてしまいました。リベラル畑の東京武蔵野で民主・菅直人が苦戦し、埼玉でも民主若手ホープ・枝野さんが苦戦。神奈川は全滅。千葉の1を加えて、1都3県で3議席しかとれなかったのですね、民主。

 本来野党の旗印であるべき「改革」が、完全に小泉さんと結びついてしまいました。オジイ達を追い出し、改革与党となったわけで、その意味で、自民党は変わったといえるでしょう。

 小泉さんに学ぶに、人を扇動する時はゴチャゴチャ言ってはイカンということでしょう。「今回の解散は、郵政解散であります!」「郵政改革に賛成か反対か、国民の皆さまに問いたい」。とにかく焦点を絞って、シンプルにして、デジタル(1か0か)で問う。それが分かり易かったから投票率も上がったのでしょう。大学のレポート書にしても、仕事のプレゼンにしても、そういうことでしょう。

 結果論ですが、民主はゴチャゴチャ言い過ぎたのでしょう。他にも争点はあるなんていうマジメなこと言ってないで、如何に郵政法案がダメかを語りつづければもう少しましだったかもしれません(語れるのなら)。

 あとは小泉さんの魅力ですね。どう見ても小泉、安倍、竹中あたりと、亀井、綿貫あたりを並べたら、小泉が善玉ヒーローです。こればっかりは仕方ありません。

 繰り返し述べますが、私は小泉信者ではありませんよ。支持政党は無く、政治「活動」には一切興味がないと前置きした上で、かなりオープンにしているこの場なので書きますが、今回は社会民主党と書いてあげました。幸い2議席(自民からのプレゼント1含む)増やしたようです。

 但し、オジイを刺客で抹殺することは賛成ですし、小泉さんが目指している「小さな政府」という考えは、前々から私が言ってきた「政治(家、権力)は歴史的にみて庶民の敵である」「政府なんて最小限でいい」「市場原理に任せろ」という古典的消極国家的思想と(結果的に)一緒ですので、基本賛成です。

 あくまで憲法9条の改正に反対なので、応援しました。瑞穂ちゃん、頑張ってちょうだいね。なんか、前回の選挙でも(参院?)、比例で「福島瑞穂」と書いた記憶が…。彼女に惚れてるのかもしれません(笑)

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